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飯寿司-自家製と市販品との違い

2008/12/25

市販品の紅鮭の飯寿司を頂いたので、自家製とどう違うのか改めて比較して見ました。
左が市販品ですが、色が鮮やかではっきりしているのが分かります。一方、自家製の飯寿司は野菜が圧倒的に多いのと色が変色しているので、古漬けと言った印象です。これは材料も製法も異なっているので、違いが出て当然のことです。
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味はどうかと言えば、市販品はご飯の部分に甘酢の味付けがしてあって、ここの味で食べているようなものです。食べて直ぐ感じるのは甘いと言う事です。これに対して自家製の場合は酸味を先ず感じます。自家製の場合は発酵から生じた乳酸ですから、同じ酸味ですが質が違います。

決定的なことは味の複雑さ、広がり、食感全てが異質のものだと言うことです。自家製それも酢を使わない自然発酵の飯寿司は非常に個性の強いものになるので、この飯寿司を食べ慣れていない人はちょっと違和感を感じるかもしれません。そんな時は酢を入れてやると発酵の度合いを調整してやると良いと思います。

実際、昨年は馬路村の「ぽんずしょうゆ ゆずの村」を入れて作って見たのですが、かなり個性が削がれ、私は物足りなく感じました。市販品はそれなりに美味しいので、存在価値はありますが、同じ飯寿司であっても全く別物だと言うことです。
自家製に近いものは高価ですが期間限定の自然発酵品でしょう。未だ食べた事がないのでコメントできませんが・・・。
※関係ページ
ひだまり(馬路村の「ぽんず酢しょうゆ ゆずの村」などを販売)

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